会社で評価されるには〜成果を数値化してアピールすべし〜

今日、以前の職場の先輩に仕事の相談を持ちかけていただきました。

先輩も私もいわゆる一般職で入社し、先輩は今でもその仕事を続けており、私は転職していわゆる総合職の仕事に移っています。

先輩が私に相談をしてくださる理由はおそらく以下3つ。

1.人事経験が長いので、人事(会社側)の観点からビシバシアドバイスする


2.雇われ側の立場も理解しているので、雇われ側としての意見の伝え方と伝えるべきポイントを抑えて会社側に働き掛ける方法をアドバイスする

3.市場価値と現職の雇用条件を比較して、転職することと現職に残ることのプロコンをお伝えできる

そして、期待されてもいないのに大抵アドバイスするのは以下1つ。

4.今の仕事のアピールできる部分とアピールの仕方

会う度に少しずつ先輩の悩みは変わるのですが、一貫して考え方を伝え、その時の悩みに沿って、ではどうすべきかのアドバイスをしてます。

それぞれの具体例は別の機会にお話しますが、今日は4.のアピールについてお話します。

アピールしないと伝わらないよ

私は、1社目で結構頑張って成果を出していました。

元々影で頑張る派でアピールなんて恥ずかしい。というタイプだったので、全くアピールをしませんでした。
それにも関わらず最初の上司がよく見てて下さる方で、高く評価してくださっていて、アピールをする必然性を感じずに次の職場に行きました。

2番めの職場は上司に対する部下の数が3倍ほどいて、席も上司から一番遠い場所。慣れない仕事に後から聞くととても意地悪な先輩とペア。アピールなんて全くしない私。

2番目の上司の評価は、とっても酷いものでした。

(え、この上司、何も見てくれてない。。)

そう思いながらも、

(評価なんてどうでもいいや。周りの人に解ってもらえてれば。)というタイプだった私は、その後3年間酷い評価でも気にしませんでした。

そして後々知ったのです。

評価されてる人はアピールしてる。。

そりゃ、そうですよね。

その時の上司のマネジメント力がどうだったかは置いておいて、アピールしてくれないと分からない事もありますよね。

私は評価なんてどうでも良いと思ってましたが、評価は後々の社会人生活を大きく左右する大事な事なのです。

結局、私もこの3年間の酷い評価が後々の昇給・昇格に響いて、退職までの3年間とっても苦しい思いをしました。

(後悔はしてません。この経験のおかげで今の私が居るんですから)

自分の成長するフィールドを上げる為にも、評価を大切にしてアピールしましょう。

アピールは正しくすること

アピールは自分本位ではいけません。意味がありません。「会社に貢献」という観点でアピールします。

また、年初に目標を立てる会社であれば、その目標達成のために貢献した内容でアピールします。

年初の目標に沿ってない仕事は頑張って成果を出しても評価されません。(途中で職責や目標が変わった場合を除いて)

自分が頑張った事でも、会社にどう貢献したか分かる内容でないとアピールしても評価されません。

アピールは全て数値化

何度もお伝えしていますが、皆さんのお仕事は全て数値化出来ます。

数字で追われる仕事以外の全てのお仕事も数値化し、数値でアピールしましょう。

大事なのは目標設定の時点で数値化することです。
今年の目標設定は数値化せずに立ててしまったという方は結果面談でのアピールから数値化し、次回の目標設定は必ず数値化しましょう。

アピール例

今回、先輩の話を聞いていて、それちゃんとアピールしてます?したほうが良いですよ。とお伝えしたのが以下です。

先輩は1時間の会議をいつも録音して、家で2~3回聞いて全ての会話を文字に起こしているそうです。(業務時間外です)

議事録を誰かが取っていないのですか?と聞くと、結論しか書いていないので、また同じ議論になったときに、結論に至るまでに検討したことが重要なのに、書いていないので役に立たないそうです。。(そうであれば、そこの改善案を出すと良いとお伝えもしましたが、、、それは置いておいて。)

そんなときに、先輩が文字起こしをした会議内容が役に立つそうで。

私は、そこをアピールするようにお伝えしました。

「先輩の会議起こしメモ」がなかったら、その議論はどれくらいの時間がかかるか。

しかも誰も覚えていないので又同じ議論を繰り返すとしたら会議と同じ時間がかかる可能性がある。

その短縮時間を自分が業務時間外に○時間を費やしていることで、チーム○人の○時間の話し合いの時間を短縮している。

とアピールします。

①自分が貢献した内容を伝え

②それにより会社にどれだけの貢献をしたか(時間的な効率化とか回数の効率化を数値で伝える)

イメージが伝わりましたでしょうか。

私はこの業務をこのように改善することによって、チーム〇名のそれぞれ1日〇分掛かっている時間を合計〇分削減しました。言い換えますと〇パーセント削減に成功したことになります。

是非、数値化してアピールを実践してみてください。

 

投稿者プロフィール

Yuki
Yuki
Yuki(ゆき)です。
「キレイになるのに必要なこと」は突き詰めていくと見た目の改善だけではありませんでした。

食・健康・住環境・ファッション・スタイル・美容・ほのぼの・幸せ・自分管理・やりがいのある仕事・キャリア

すべてがきれいに繋がってます。
ズボラな私でも出来る事をコツコツやってます。

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