不育症で橋本病持ちの43歳以上の妊活で3回目の流産になってしまった時の事

私の悲しい経験がどなたかのお役に立てる可能性と、前回の反省を活かして私自身の為に書かせていただきます。

私は不育症です。妊娠したらバイアスピリンを飲みます。

更に橋本病です。妊活の為に毎日チラージンを飲んでいます。(現在112.5μg/日)

私は現在44歳です。(妊娠率が極端に下がる43歳を超えています)

そんな三重苦の私が3回目の妊娠をしました。(初の体外受精で幸運にも妊娠しました。そのことにはとても感謝しています。)

でも7週目の心拍確認が出来ず、8週0日で流産確定。

手術を希望していたのですが、8週1日目に自宅でお別れ(自然排出)になりました。

赤ちゃんの心拍が確認できなかった日から、眠れなくて思い立ってはWeb検索で今後の心配事を検索していました。

勇気を出して悲しい経験をブログに残してくれている方々の投稿が役に立ちました。

三重苦の中妊活している私の悲しい経験も、他のどなたかのお役に立てたら幸いです。

要点だけ知りたい方は最後のまとめをご覧ください。

心拍停止確定までの経緯

5週目で夜中に腹部が急激に痛くなり、トイレで失神してしまいました。
翌日病院に電話したところ、赤い出血が無ければ大丈夫との事。茶色いオリモノは古いもので、妊娠時にはよく出るもの。気にしなくて大丈夫との事。この日は茶色いオリモノのみ出ていたので病院にはいきませんでした。

6週目(成育不育科の診察日)
胎嚢16ミリで前回よりも成長している事が確認できました。赤ちゃんはまだ見えませんでした。先日の腹痛の影響は無さそうですと先生に言っていただきました。
この頃から茶色いオリモノがたまに出はじめました。

7週目(加藤レディースクリニックでの診察日)
胎嚢は19ミリで少し大きくなっていたものの、心音が確認出来ず、赤ちゃんも見えませんでした。
稀にですが もう1週待って小さいながらも心音が聞こえたりする事があるので来週また診察しましょうと先生。
この頃から茶色いオリモノが毎日出るようになっていました。

翌日、この時点で成育の不育科を受診するべきか電話で確認したところ、まだこれから心拍確認ができる可能性は十分あるので次の加藤の診察結果を待って、どちらの結果でも元々予約を入れていた8週2日目に来てもらって再度内診して確認しましょうと言われました。

8週目0日目。(加藤レディースクリニックでの診察日)
心音確認出来ず。赤ちゃんは初めて見えました。医師2人が確認してくださり、流産確定となりました。その日は赤い血も出始めていました。後から確認したところ胎嚢も19ミリで先週から成長していませんでした。

流産手術についてどうするか聞かれました。
加藤レディースクリニックでは局所麻酔の手術のみ。そのメリットを聞くと、「特にメリットは無い。病院の方針」との事でした。
自然にお別れするのとどちらが痛いか確認したところ、人によって違うので比較出来ないとの事。
でも流産の悲しみの上に痛い思いをさせられてダブルパンチと言う患者さんもいます。との事。
更に、採卵時の痛みとの比較を聞くと、違う種類の痛みなので比較は出来ないが、もっと痛いだろうし処置時間が採卵時より長いので痛みも続くとの事でした。
(日本人の先生ではなく、先生の日本語がたまにわからなかったり、私の質問の答えとズレた回答が返ってくる事が多かったのですが、粘り強く何度も先生の言っている事と私の理解があっているか聞き返しました)

ちなみに、私の前回(2回目)の流産が手術予約日前に自宅で夜中に急に自然にお別れ(自然排出)になり、とにかく痛くてトイレに行くのも這って行き、陣痛のように何度も波が来て大変でした。

後々ネットで流産は小さな出産と言われていることを知りました。

これが平日昼間の仕事先で襲ってきたら。。と思うと恐怖しかなく、手術を希望していました。

そして、この話を先生にすると痛みに弱いのであれば全身麻酔をしてくれる病院を勧めると言われました。

私は、前回の時の経験と自分のここ数日の身体の変化から、数日以内にお別れ(自然排出)になる可能性が高いと思っていたので、早く手術を出来る方を痛みより優先したい。と伝えました。

すると、私の場合は不育治療でバイアスピリンを飲んでいるので、飲むのをやめてから最短で1週間後からしか手術が出来ないので、加藤でも他の病院でもそれは変わらないとの事でした。

また、前回は赤い血が出るようになってから4日後にお別れになったので、今回も同じくらいにお別れになるか先生に確認したところ、それは人にもよるし、毎回同じようなタイミングとも限らないし、痛みも毎回違うから解らないとの事でした。

そこで、不育症で通っている成育医療研究センターに紹介状を書いてもらう事になりました。

ちなみに、紹介状の宛先は先生が産婦人科と記載しましたが、希望により担当の先生宛てに宛先を変えてもらえます。

私は、最初にこの紹介状を渡す相手が不育科の先生だと思ったので、そちらに書き換えていただきました。

8週1日目。前夜に寝付けず、11時頃自然と目が覚めるとお腹がかなり痛い。
我慢出来ない痛みでは無いのですが、これは今日あたり危険かも。と思い、外出を控えようと思いました。
また、前回の様子をおさらいしようと前回のメモを見たり、他の方の体験談をネット検索して30分ほど経った頃です。

二つほど塊が出た感覚がしました。

トイレに行きナプキンの上を確認すると、前回の時に看護師さんに聞いていた白いフワフワしたもの(実際は透明に見えました)が一つと、そうでない塊が一つ乗っていました。

前回、手術の予約時に万が一の為に貰った容器を取っておいたので、そちらに入れました。

その後、成育に明日紹介状を渡す予定だったけれども、今日赤ちゃんが出てきてしまった事、この後どうするべきかを確認する電話をかけました。

先生に確認出来た事は、
1.明日の診察は予定通りの時間に行く事
2.赤ちゃんは保冷剤と一緒保管して明日の診察に持参する事
3.今日は安静に過ごす事
4.大量の出血があったら24時間いつでも電話をして医師の指示を仰ぐ事

電話をしていた際は、全く痛みもなく、意識もしっかりしていましたが、その後やりかけだった家事をしていたら目眩がしてきて座っているのも辛くなりました。

今回のお別れは前回とは全く異なり痛みで苦しむ事が無かったのが印象的でした。

前回は10週目でのお別れだったので特に痛かったのかもしれませんし、先生の言う通り、毎回全く違う症状だと言う事なのかもしれません。

8週2日目。成育の不育科受診。まだ少し残っているとの事で子宮の収縮剤を5日分処方されました。
前回、これを飲んだ後のお腹の痛みがキツかったので、痛み止めも処方してもらいました。(痛い時だけ飲むように先生に言われました)

その際に、薬を飲まないで自然排出を待つのでも問題ないと言われましたが、薬を飲んだ方が早く流産が完結して、次回の妊娠のタイミングも早まるとの事だったので、薬を選びました。

更に、私が連れてきた容器の中の赤ちゃんですが、検体に出します。

保険適用の検体は先生が出します。と断定していました。こちらで流産の原因が赤ちゃん側だったかがわかるそうです。(染色体異常による流産かが分かる)
更に、6万5千円でお母さん側に問題がなかったか確認の検体を希望しますか?と聞かれました。

仮に今まで問題がなかったとしても、流産を繰り返すうちに母体側が赤ちゃんを攻撃するホルモンが出るようになってしまう事があるらしく、それが分かった際には次回の妊娠時に薬で抑える対策が出来るとの事でした。

もし希望するなら今日には検体に出さないと間に合わないので、1時間以内に回答してください。との事だったので(昨日から保冷剤で保管していた為だと思います)

念の為旦那に同意を取り、お願いすることにしました。

次回、体外受精で妊娠出来たとしても、私のホルモンが攻撃していたら意味が無いので、中々高い金額の検体ですが、ここをケチってはいけないと思いました。

診察時の話に戻りますが、来週、経過を見る為に受診することになりました。

来週までの過ごし方の注意点を聞いたところ以下の回答でした。
1.特に無い
2.なるべく安静
3.お風呂も自宅のお風呂であれば今日から入って問題ない(誰が入ったか解らないお風呂はやめるように)

その後、橋本病の担当の母性内科の受診をして、薬の処方をしてもらい、家に着く頃にはフラフラで、家ではなるべく横になって過ごしています。

夕飯後に子宮収縮剤を飲みました。
ちょっと痛みがありますが、痛み止めを飲むまででは無い状態です。(現在ココ)

今の私はまだ現実を受け止められていないのかあまり涙も出ません。
前回の反省

ウツ?悲しい気持ちを閉じ込めてたら元気が無くなった話。〜人ってそんなに強くない。悲しい気持ちは外に出すススメ。号泣とか聞いてもらうが大事〜

があるのでちゃんと悲しまなくてはと思うのですが、まだ早いのか考える事を身体が拒否しているのかもしれません。

でも何かしていないとと駆り立てられています。
とは言っても安静にしていなくてはならず、あまり頭も働かないので、このように何か書いたりテレビを観たりしてゴロゴロと過ごしています。

私の投稿がどなたかのお役に立てますように。赤ちゃんの為にも切に思うばかりです。
あ、悲しくなってきました。
キッカケをありがとうございます。

まとめ

  1. 不育症治療でバイアスピリンを飲んでいる場合は、飲むのをやめてから1週間経過しないと流産手術が出来ない
  2. 不育症で流産を繰り返していると赤ちゃんを攻撃するホルモンが出る事があり、今回の流産の原因になっているか自費の検体検査によって確認する事ができる
  3. 子宮収縮剤は痛みが強い場合があるので、状況によっては使わないことも出来るし、痛みどめを併用する事も出来る。その際のロキソニンはチラージンとの飲み合わせOK
  4. 自然排出のタイミングと痛みは予測不可能。同じ人でもその時によって全く違う。
  5. 自然排出後は安静に。お風呂は自宅のお風呂であれば翌日から入ってOK
  6. 加藤レディースクリニックの流産手術は局所麻酔のみ。成育医療研究センターでの流産手術は一泊二日で全身麻酔。
  7. 流産手術の予約日前に自然排出になった場合は
    1.手術を希望していた病院 もしくは 元々の不妊治療院に電話で確認
    2.赤ちゃんは白いフワフワ状のものを救い出して保冷剤と一緒に保管
    3.安静に過ごす事
    4.大量の出血があったら24時間いつでも電話をして医師の指示を仰ぐ事

私はもう少し頑張ります。みなさんの妊活にステキな結果が待っていますように。

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