【体験記】41歳で妊娠を考慮して子宮筋腫摘出手術 体験① 昭和医大

私は、現在44歳ですが、41歳(未婚)のときに子宮筋腫の摘出手術をしました。

私にとって初めての入院かつ初めての手術だった事もあり、色々と改善点も感じたので、これから手術を受ける方の為に記録を残していきます。

私の筋腫歴と筋腫タイプ

若い頃から生理の量が多く、35歳ごろから小さい子宮筋腫が沢山あると言われていました。

低容量ピルを勧められて飲んでおり、体質的に手術しても直ぐに出来るだろうから、結婚したら他の方法を考えようと主治医に言われていました。

手術を決意したきっかけ

その後、たまたま子宮がん検診で初めて訪れた平山恵子クリニックで、妊娠を考えているならと手術を勧められました。

子宮筋腫が沢山あると子宮内がふわふわでなくなり、妊娠しにくくなると言われました。

41歳なのに、産婦人科医に「妊娠を考えてるなら。」と言われた事が子供を考えて良い歳なんだ。と思えました。

さらに、妊娠ができる年齢のうちに結婚する事を考えても良いかも。と思い、その目標が達成出来た時に子供を産める可能性を少しでも上げる為に今のうちに筋腫を取っておこうと思いました。

また、1週間ほど入院が必要と聞き、仕事が忙しくない時期だった事も心を決めるきっかけとなりました。

妊娠を考えている方へ知っておいてほしい事

子宮筋腫の術後は最低半年、出来れば1年、妊娠はNGです。私は術後に知り、もっと早く知りたかったと思ったので念のため。

また、その間に出来る妊活検査をしておく事をオススメします。

なぜなら、私は結局42歳で自然妊娠し、自然流産。年齢の事もあり、1日も無駄にしたくない気持ちで43歳で初めて妊活専門の病院にいき、初めて妊活検査をしました。

結果、妊娠に必要な治療を複数43歳から始めることになり、41歳で検査をしておけば治療が進んでいて時間を節約できたのに。と後悔したからです。

手術を受ける病院の決め方

複数の体験者に聞きましたが、通える範囲で症例数の多い人気の病院を選ぶようです。
ただ、人気の病院は1年待ちが当たり前。キャンセル待ちで半年後に滑り込めたと友人は話していました。

病院毎の手術の症例数を調べるにはコチラが便利です。https://caloo.jp/achievements/

子宮筋腫で絞り込んだのがコチラhttps://caloo.jp/dpc/disease/1039

子宮筋腫&東京で絞り込んだのがコチラhttps://caloo.jp/dpc/disease/1039/13#achievement

 

病院で手術の申込みをする際の注意点

色々なところで目にしているかもしれませんが、月を跨ぐ入院は健康保険の限度額上限まで2ヶ月分請求されるので、余分に自費が増えます。

初日:検査や手術前の準備諸々の費用が加算される日

2日目:手術代金が加算される日

この二日間が一番請求額が大きいです。例えば、以下のような場合、

初日の医療費が3万

2日目以降が20万

初日が8月31日、2日目が9月1日で限度額が16万だとすると、8月の請求3万+9月の請求16万=19万になります。

これが同月だったら16万で済むので3万円自己負担額が減ります。

私は月末入院の月初1日が手術日だったので、月末分の請求額も大きかったです。申し込み時には、そのようなことを知らず、その後ネットからの情報で知り、手術の1ヶ月前検診の際に看護師さんに請求は2日に分けてされるのか?限しつこく確認しましたが、そんなことない。安心して。と言われ、ネットの情報が違うのかな?と思ったことと、これから日程を変更すると手術がもっと先になるし1日も早く手術したいので、今更仕方ないと思い、それ以上は確認しませんでした。

結果、退院日に2ヶ月分の請求書を渡され、ガックシ来たのをよく覚えています。

 

しかも悔やまれるのが、先生が手術日を決める際に、最初はもっと早い日を言っていたのに、あ、そこはダメだ。ココが一番早いです。と言って、その月末月初を提示されたことです。

おそらく、このような知識のある人が避けるので、その日は人気がなく、なるべくその日に誘導するようになっているのでは?と思いました。

ちなみにもしかして予想が当たっているかもと思ったのが1年後の出来事です。今度は右房の良性腫瘍で同じく昭和医大に入院手術をしたのですが、同室の女性が、私と同じように月を跨ぐ形で入院手術をしていて、先生に一番最初に勧められた日程だったとのことでした。

人気がない日程なので、一番早く手術できる日を指定すると、月末月初が空いているのかもしれませんが、急ぎでない手術の場合は是非他の日も確認してみてください。

昭和医大の婦人科はチーム医療。紹介状で宛てた先生は担当にならない

もう一つ、入院してからビックリしたのが、主治医です。平山恵子レディースクリニックの先生が、昭和医大なら◯◯先生が症例数も多いし腕がいいから。と◯◯先生を名指しで紹介状を書いてくださったのに、その先生が担当したのは初回の手術日を決める日だけ。「ウチはチーム医療だから手術前の検査は△△先生が担当します。信頼できる先生だから安心して」と言われ、手術前の検査の日は△△先生が担当でした。

そして入院してビックリ。先生たちがゾロゾロ来て、「私達が明日担当します。他に2名参加します。よろしくおねがいします。」と声をかけていただいた中に〇〇先生どころか△△先生もいません。他2名がそうなのかと思っていたら、ベットに主治医が□□先生と書いてある。

□□先生は先程先頭でお話されていた先生。??

結局、手術室には、〇〇先生も△△先生もいませんでした。。

他にも大学病院ならでは?と思うビックリなことが複数

1.前日に手術時のために点滴用の針を刺す際、若い看護師さんが何度も失敗。後ろに付いてきていた更に若い子に向かって、「失敗しちゃった~。私苦手なんだよね~。」と軽い感じで言っていた。結局、その時は装着せずに居なくなった。

2.手術直前に手術室の準備を待つためにパイプ椅子で待機している際、急に気持ち悪くなった。しばらく立てないでいると、手術を止めるか?と聞かれた。そんな判断私には出来ない。。その後、ベテランさんが呼ばれて来てくれて、こんなことで中止なわけ無いでしょ。と注意していた。

3.手術室に入るとクラブのようなアップテンポな洋楽が流れていた(笑)

4.手術直前に私の周りに居た麻酔医さんを始め、看護師さん達が全員幼く、「準備できました」といった瞬間、後ろに居たベテランさんが「え?本当に始めていいの?ここが違うからまだ駄目なんじゃない?」と指導していた

5.麻酔が効いてきた頃に先生たちが入ってきて、軽いノリでチャラチャラ話しているように聞こえた

6.手術後、身体が氷のように冷たく、病室に着くなり嘔吐した(麻酔のせいだったようです)

手術代が結局2ヶ月分だったこと、主治医が勝手に変わっていたこと、大学病院は若い子を育てる場なんだと実感したこと、で大学病院への不信感が募り、術後も結構ブルーでした。

上記にまつわる後日談

前述した1年後の右房の良性腫瘍について、葉状腫瘍というガンとは違った厄介な腫瘍の可能性がある。と針生検後に言われ、摘出しないと正体がわからないということで手術をするか悩むことになりました。

前述のように不信感のあった昭和医大にしたのは理由があります。

まずは、婦人科の診療が続いていたので紹介状なしに検査ができたこと。

2つ目は、念の為に当時の彼(今の旦那)の勧めでセカンドオピニオンで川橋病院の◯◯先生にお話を伺った際に、一番早く手術ができるのは既に検査を終えている昭和医大であること、またチーム医療は、カンファレンスでしっかりと腕のある先生を含めて方針を決めているから主治医が変わったとしても安心して良い。といっていただいたことです。

その先生は、とても信頼している先生だったので、安心して2度めの入院に至りました。

 

昭和医大での子宮筋腫手術はチーム医療でも安心ですよ

もうすぐ3年経ちますが、子宮筋腫の経過は良好です。その後妊活で複数の産婦人科に見てもらうことになったのですが、毎回キレイに筋腫が取ってある。と言われています。

実は、前述した右房の手術の際の同室の子も、かつての私のように不信感を募らせていました。退院時にクレームを書いて出す。と言っていました。

というのも、その方も、私と同じ先生宛に紹介状を書いてもらったのに、私と同じように別の先生が主治医で、同じように不信感を募らせていたからです。私と全く同じ状況だったので痛いほど気持ちがわかりました。

その際に、私も同じように不信感もあったし、不安だったけど、1年経った今、特に問題ありませんよ。また今回も入院したのは、これこれこういうわけですよと前述の事を話しました。その時は未だ一年で、キレイに子宮筋腫が取れていると複数の先生に言われる前だったので伝えられませんでしたが、きっと彼女も今は私と同じ気持ちだと思います。

少し長くなったので、今日はココまでにします。続きは別の記事に書きますね。

どなたかのお役に立てたら幸いです。

 

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